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広報を取り入れる会社が増加している訳とは?

景気回復のムードから新規の投資や広告予算の増加を感じていらっしゃる方も多いと思います。今年の2月に電通から発表された広告費の統計でも、2013年の日本の広告費は5兆9,762億円で、前年比101.4%と増加しています。広告費の増加に伴い企業の宣伝活動が下半期も活発化することは間違いないです。

この統計は純広告についてですが、プロモーションの予算の使い方には変化があるように感じます。5月に行われたWeb&モバイル マーケティングEXPOに出展し、ご来場者のニーズを伺うと、広告よりもPRに力を入れていきたいというニーズが多かったです。

パブリシティを使って客層を広げていきたいというニーズで、広報に力を入れる会社が増えています。

広報・PRを取り入れていきたいと考えている会社の方にお話を伺うと、「リスティングやSEO等をやってきたが、頭打ちになっている」というお話がありました。

リスティング広告やSEOでは、「スマホ 管理」や「セキュリティソフト」等で検索したい方へのみアプローチするため、ニーズのある方にしかアプローチできません。

一方、PRのパブリシティ(ニュース記事として紹介してもらえること)では、ニーズが明確化していない人にリーチすることができます。

たとえば、「社用スマホを配布するときに気をつけること」等のニュースで紹介されれば、今までスマホ管理アプリを知らなかった人にもアプローチでき、ニーズを喚起することができます。

また、パブリシティとリマーケティング広告(追いかける広告)と組み合わせることでユーザー獲得や見込み客の獲得の効率は上がります。

客層を広げ、効率良くマーケティングする場合はPRとWebマーケを組み合わせることが大切です。そのために、PRを強化し、毎月何かで取り上げられるようなPR活動を取り入れる企業はますます増加することになるでしょう。

FBページとブログで身近な出来事を紹介しています。

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神村 優介
徳山工業高等専門学校卒業。在学中にNHK高専ロボコン出場経験を生かしたロボット教育ビジネス「MAKE21」を始める。2005年にこのビジネスで経済産業省後援のドリームゲートビジネスプランコンテストの中国地区大会で最優秀賞を取得。その後、株式会社セガトイズに入社し、玩具の企画開発マーケティングを担当。お風呂で使える家庭用プラネタリウム「ホームスターアクア」をプロデュースし、年間15万個出荷の大ヒットを記録。独立後、広報PRを中心にマーケティング企画支援を行うシェイプウィン株式会社を24歳で設立。これまでにChatWorkやスマレジ、TEMONAなどスタートアップの広報PRやマーケティングを支援。